中国での部屋探しに5回失敗して学んだ部屋探しの極意
自慢ではないが、自分は中国の引越し事情には少しだけ詳しい。というのも3年という短期間の間に、失敗を複数回経験し、合計5回の引越しを経験してきた。
自分みたいな現地採用者は、会社が提供してくれる、手配してくれるといった、やさしい待遇はないので、自分で探さないといけない。
ただ中国へ来たばかりは、何から初めて良いかもわからず、仲介業者にぼったくられ、クソ物件を紹介され、外国人差別にあったりと、色々苦い経験を積んできた。
そんな中での学び、気づきをまとめておく。
- 中国での部屋探しは二週間前(一週間前でも)からでOK
- 中国で部屋を借りるのは2ヶ月分のデポジットが必要。
- 仲介業者はあまり信用しない方が良い
- 仲介業者を通さないやり方もある
- 公寓は安そうだが、光熱費、管理費が高い。
- 物件を探すのはアプリを活用すれば便利
- 周辺環境、工事をしていないかは必ずチェック
- 失敗したなと思ったら、契約期間まで我慢せず转租してデポジットを返してももらう。
詳しくはこちらのページで解説中↓
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中国の女子トイレ事情
中国に住み始めてすぐに気になったことがあった。
女子トイレなのに便座が上がっていることがよくあるのだ。
女子トイレにもしや男子が?
また、便座が上がっていない時でも、便座が異常に汚かったりした。
よく見ると靴で上がった後もあった。
どういうことだ?
後から聞いた話では、中国人女子は、洋式トイレを基本好まず、日本でいう和式トイレを好むそうだ。
つまり、洋式トイレでも和式トイレのように使用していたため、あのような靴で上がった後があったのだ。
なぜ洋式トイレが嫌なのかというと、便座が汚いため絶対に座りたくないらしい。
そりゃ、靴で上がる人がいたら使用したくないだろう。
そんなわけで公共トイレには以下のようなサインがよく貼ってある。
最初、冗談でしょと思ったがガチだった。
あともう一つ気になったことがある。
中国のオフィスで、トイレに行こうとした時のこと。
トイレなのに、以上に待たされる。最初はトイレの数が少ないからと思ったがよくよくみると、開くトイレがない。つまり、トイレを占領してるやつがいるのだ。
あとで他の中国人の同僚にきいたら、
トイレでサボっている
とのこと。
スマホでチャットしたり、動画を見てサボっているから開くことがないのだ。トイレで寝る強者もいるらしい。
サボってるやつのこととかどうでも良いが、トイレを本来の目的で使用したい人にとって迷惑極まりない。
てなわけで、
中国に旅行に来た際には絶対に便座に座らない方が良い。
ちなみに、こういった創意性に富んだ注意書きサインもタオバオで売られているので、お土産には良いかもしれない。
中国のベジタリアンレストラン事情
中国に住んでいると、肉料理が多いので、外食ばかりしていると意識的に選ばないと野菜不足に陥りやすい。
ここの国民は、日本のように生野菜を食べる文化がないため、レストランに行ってもサラダのメニューはほぼ見かけない。おそらく置いても売れないからだろう。
私は日本に住んでいた時は、毎日のようにサラダを摂取してた野菜大好き人間。朝は目玉焼きの横にサラダが絶対のってないと一日調子が狂ってしまう。
ベジタリアンではないが、もともと肉がすごく好きなタイプではないので、野菜は人より摂っていただろう。
なので忠告しておくが、ベジタリアンには中国生活はかなりきつい。
ベジタリアンでなくても、毎日油まみれの中華系肉料理を食べてばかりだと、おそらく体を壊すであろう。食の選択肢が限られるので、毎日自炊必至だ。しかし自炊派でも生新鮮野菜が少ないため、食材調達にも苦労する。
日本ではコンビニでサラダが気軽に手に入るという環境がどんなに恵まれていたのかと思い知らされた。(中国のコンビニにもサラダがあるが、新鮮ではないだろうし入ってる食材の組み合わせに食指をそそられたことはないので購入したことはない。)
では中国に住むベジタリアンはどうするのか?もしや中国にベジタリアンはいないのか?
というと、そんなことはない。
そこで、食に困った中国在住者が、中国のベジタリアンレストランを探しまくって、気づいたことをシェアしておこう。
中国のベジタリアンレストランは大きく3タイプ
- お寺にある、修行僧、お坊さん向けのレストラン
- ローカル向けビュッフェ式レストラン(素食)
- 高級ベジタリアンレストラン
割合で言うと、1が 1割 2が2割、3が7割
と言ったところだろう。筆者の住む深圳をもとに、かなりざっくり出してみた。
まず1のタイプはかなり珍しく、有名なお寺や修行僧の多い都市部から離れたお寺にあることが多い。さらにその中でも一般の人でも利用できるところはさらに少ない。珍しさから、隠れた人気店となっている事が多い。商売目的でやっているわけではないため、土日が閉まっていたり、営業時間が短かかったりするので事前に調べていく場合は注意が必要だ。ただ、個人的にすごくおすすめしたい。一度杭州にあるお寺の近くにあるレストランに行った事があるが美味しくて、日ごろ食べていた料理が虚しくなるほど、衝撃が走ったのをを覚えている。
2はローカル向けのレストランで値段が驚くほど良心的だ。そして大体ビュッフェ式になっていてなんと食べ放題。飲み物もついている。野菜摂取し放題。
私は引っ越したら、必ず近所にこのタイプのお店がないか探す。近所にあった時は、週一くらいで通っていた時期があった。こちらのタイプもあまり商売気が強くなく、少数派であるベジタリアンの人や敬虔な仏教徒向けに運営している要素が強い。なので値段もお手頃価格。大体23 ~ 30元 (400円 ~ 600円)
#中国 のローカルベジタリアンレストランにて。大体がブュッフェ形式食べ放題になっていて値段も¥25~ ¥35 とお手頃。ゴテゴテの肉料理に飽きたらおすすめです。#中国生活 pic.twitter.com/LRX6wHffA8
— suna@中国深セン2年目 アジア圏在住歴6年 (@sunairoasia) June 10, 2023
ちなみに、筆者は以前台湾に住んでいた事があるが、台湾にはこのタイプのレストランが8割くらいで、どこにでもあるのでベジタリアンで中国か台湾住むか迷った場合は、難しいこと考えず台湾に住んだほうが生活が充実するであろう。食大事。
3は中国では一番よくあるパターンで、高所得層向けの、高級レストラン。気を衒った盛り方で見栄えを重視した料理で、創作ベジタリアンなどがコースになって出てくるタイプだ。の割に量も少なく、値段も驚くほど高いので、単純に野菜が取りたいと言った理由での日常使いには向いていない。何か特別な日には良いだろう。大体値段 100元 ~ 400元(2000円 ~ 8000円)
在住者にはコスパ最強のビュッフェ式ローカルベジタリアン(素食)レストランがおすすめ
なので、中国在住者におすすめしたいのが、ローカルのビュッフェ式ベジタリアンレストラン。ベジタリアンじゃなくてもおすすめだ。食べ放題でバグった格安設定でお手頃に野菜不足を解決できる。ベジタリアン向けの、肉を使わない食事を中国語では「素食」というキーワードで探してみると良い。
ちなみに、中国で好きなベジタリアン料理は、豆腐系料理。
中国の豆腐系料理はあまりハズレがない気がする。安定して美味しい。
きのこ系も好き。この料理、ベジタリアンレストランでよく見る。
今ホットな上海にあるH&Mに行って感じたこと
今日、今中国で”ホット”なH&Mへ行ってきた。場所は上海の淮海中路にある店舗だ。
理由は、ホットなトピックとは関係なく、引っ越しに伴い、不要な冬服を寄付したかったからだ。
中国で不要な服を寄付するならH&Mが便利
中国にはいらない洋服を売るまたは寄付する場所が、非常に少ない。
もちろん、寄付を受け付ける団体はいくつかあるが、送料がかかったり、持ち込む場所も中心地から遠かった。
中国のメルカリ”閑魚” というアプリがあるが、正直売る手間も時間も面倒だし、冬服なんてこれから買う人いないだろうと思い、どんな状態でも良いから一括で引き取ってくれる場所を探していて、見つけたのがH&Mだった。
ユニクロや無印も不要な物を店舗で引き取ってリサイクルする活動を行なっているようだが、そこのブランドのみやアイテムの種類にも制限がある。
H&Mのすごいところは、ブランド問わず、靴下でも、どんな状態のものでもOKなのだ。嬉しい!
日本には、セカンドストリートや、ブックオフ、オフハウスなど、不要なものをリサイクルして換金できるサービスが沢山存在していて、そういった意味では、日本はリサイクル先進国だなと感じた。
また日本のすごいところは、宅配で送る事ができてるので、店舗に持ってく暇がない時などよく利用していた。
一方で中国のリサイクルに関しては、リサイクルに関するサービスも少なく、中国人は
基本ブランドもの以外、いらないものはゴミ箱に捨てる。というスタンス。
こんなに大量消費が行われている国において、不要な物の最終地は。。。と気になるが。
そのような国において、H&Mのような、ブランドを問わずになんでも引き取ってもらえる場所は大変貴重だったと思う。
ところがだ。百度地图(中国の代表的地図アプリ)で最寄りの店舗を検索しようとしたのだが、
あれ?
でてこない。
百度地图からH&Mが消えている
例のホットな事件で、中国の大手ショッピングモールの検索から消されたのは知ってたがまさか百度の地図までとは。それも店舗情報まで、存在してるのに消えてる!
これをみて少し恐怖を感じた。
この事件に関してはもちろん問題になっている事は知っているが、個人レベルとしては、中国において不要な洋服を捨てずに、こうやって気軽に寄付を受けて受けている商業店舗はH&Mくらいだし、物を無駄にしたくない私にとって、そして環境保護においても貴重な存在だ。そういった点では評価に値されるべきだと思う。
ちなみに、寄付すると200元以上で使える、20%クーポンがついてくる。
おそらく使わないが、何か社会の為になる事をした何かしらの対価を得て居るという意味では何もないよりは嬉しい。
ちなみに店舗に行って気づいたが、お客は全く0ではなかった。
確かに少ないといえば少ないのだが、不買運動が起こる前と正直そこまで変わりないように思える。平日だからかもしれないが。
最近のブログでやっちゃった事件
また別の話になるが、以前、運営しているブログに台湾と中国を住んで見ての違いを比較した記事を書いたときに、中国の友人から台湾を国と呼んだ表現があった事について批判を浴びた。
私はその後、不注意だったと思い記事で一応中立的な表現の仕方へと修正したが、個人のブログをそのように批判するのは、少し違くないかとも思った。
日本の国としての立場はきんと理解しているつもりだし、ブログでもその点について触れている。ただ、個人としての表現の仕方や考えの自由に対して意見を言われる事に違和感を覚えた。そもそもその記事で話している論点とずれている。
と思ったが、その友人にとっては、記事の観点なんかはポイントではなく、表現の仕方が間違っている事がポイントなんだ、と言われてしまった。
それ以降、その友人からは連絡が途絶えてしまっており、相当気に障ったのだろうと考えられる。
私も不注意だったと反省したが、今後は友人からだけでなく、もっと大きな権威的存在から目をつけられる可能性もあるため、発言には細心の注意を払わないとといけないなと感じた。
正直そこまでこの件について、今まで深く考えてはいなかったが、該当国に住んだり、ビジネスをする場合は、表現の仕方に気をつけないといけないなと再認識させられた。
中国で生活するにあたって注意しないといけない点
中国に住んでいると、外国人だからといえ、こういったように、ところどころで大きな絶対的権威に支配されている感を感じぜずにいられない事は正直否めない。
例えば、至るところで個人情報入力を求められるし、時には顔写真まで撮って送らないといけない。特に欧米ではこういった問題はプライバシーの侵害だと大問題となる。
街の至るところにカメラが設置されているし、警察も至る所に立っている。
良い意味では、安全だし、治安も保たれる。ほぼ全てのデータがデジタル化され記録され、現金を持ち歩かなくても生活できる便利な生活を享受している。
ただこういった利便性と安全性を引き換えに、それらのデータが国によって全て管理され、常に監視されている事実は、この国に住む外国人であっても理解して行動しないといけないなと感じた。
SNSで話題の中国化粧品小売「Harmay」に潜入
中国では春節中という事で、特に何もすることがなかったので、最近SNSで話題にっているスポットへ行ってみました。
最近化粧品のサンプル販売を行う小売化粧品店舗がふえてきて、その中で特、Harmayという店舗が最近ホットだそう。
Harmayは中国国内に北京、成都、上海、香港に合計5店舗を構えていますが、今回は上海の新天地にある店舗へ行ってきました。
外観はラグジュリアスで、一際目を引きます。
コーヒースタンドも併設してます
店内はスタイリッシュで、インダストリアルな店舗デザイン。
倉庫のような空間で、自分で新しい商品を探す楽しみがあります
そしてここの目玉は、大量の高級商品のサンプル。
体力のSK-IIのサンプルが山になって売られてます
実はこのサンプル販売が今中国のミレニアル中間層に大人気で、サンプルを販売する店舗が増えてきています。
日本の有名な化粧品も沢山販売されています。
メンズ用品もあります。種類も豊富なので男性客も割とほかの化粧品店より多め
また、「Harmay」ここの商品の陳列が斬新で奇抜で、見ているだけでも面白い空間なのでぜひ機会があったら行って見てください。
メイクアップ用品のなかに、インスタントドリンクをちゃっかり販売
まさかの化粧品と同じ棚でたまごにかける醤油に出会うとは。
中国化粧品業界の動向についても触れた「Harmay」店舗の詳しい内容はこちらの記事でまとめてますのでぜひ気になったら、読んで見てくださいね。
注文30分で届くアリババの未来型スーパー「フーマー(盒马)」が超絶便利すぎる
上海在住4ヶ月目に突入し、最近ではアプリを使いこなして中国のキャッシュレス生活を満喫しているのですが、中国のデジタル化された社会の中での特に驚かされたのが、アリババがプロデュースする、生鮮スーパー「フーマー(盒马)」の存在。
普通のスーパーと何が違うのかてっ言われると、とにかくデジタル化されたスーパーなんです。
タグはデジタルに管理。いつ店舗に入庫されたのかがわかります。
併設されたレストランではロボットが注文を運んでくれます。
レジはもちろん無人です。
そして、店舗に入ってびっくりするのが、天井に吊るされているベルトコンベアー。
なんやこれ?って様子を見ていると、商品が入ったバッグが運ばれて行く!なんとこれ、デリバリーを効率化させるためのもの。店内でピッキングした商品を素早くバックヤードまで運ぶのです。
実は、「フーマー(盒马)」アプリで注文すると、店舗から3キロ圏内に住んで入れば、近くの店舗からデリバリーで30分内で届けてくれるんです!
はい、まじで30分です。雨土砂降りでも30分で届けてくれるんです!嬉しすぎます。料理作りながら、あ、やばい食材足りない!ってなった時でも「フーマー(盒马)」は強いキッチンの味方です。
と、中国でニューリテールとしての絶大な存在を誇るスーパーフーマー(盒马)ですが、このフーマー(盒马)の近くに家を買ったり、引っ越したりする人が続出する現象が起きているくらいに、中国人に支持されているんです。
2015年に誕生し、一気に国民の心を掴んでしまったスーパーフーマー(盒马)が気になりすぎたので、一体他のスーパーと何が違うのか、成功の秘密をまとめた記事を書いて見ましたよ〜。
中国市場が気になる方は是非どうぞ👇👇
上海3ヶ月住んでみたらこんなとこだった
初めまして。上海在住約4ヶ月目に突入したブロガーsunaです。
2020年の10月にコロナ渦の中、日本でPCR検査を受け、上海に来てからも二週間の隔離を終え(以下の記事でも詳しく記載してます)、長い道のりを経て上海に到着し、約3ヶ月が経とうとしております。
5年ほど前に訪れた時の上海のイメージは最悪で、ぼったくりにあったり、タクシーの運転手の運転が荒すぎて死にそうなくらいな恐怖体験をしたり、とにかく良い思い出はありませんでした。
正直その当時の自分が、数年経って上海に住む事になるとは想像もしなかったでしょう。
そして今上海に住んでみると、タクシーの運転手さんは親切だし、人々のマナーも改善され、道を渡る際も車は止まってくれたりと交通マナー、人々のマナーも大分改善されています。
上海のここ数年の国としての成長が国民レベルにまで浸透してるなんて、他のアジアの国の成長とは比べ物にならないくらの速さだと感じます。
まず生活面でいうと、銀行口座を開設しキャッシュレスでの決済ができるようになった時点で、中国でのQOLが爆上がりしました。
具体的には、スマホさえあれば、生活できるのでとにかくお財布はほぼ持たずに生活ができますし、駅から家に帰る際、自転車を持っていなくても、シャア自転車を利用すれば便利に移動することができます。
スマートフォンも、充電がなくなった際は、携帯充電器スタンドが街のいたるところに設置されているので、充電器を持ち歩く必要がないです。
傘さえも、シェア傘を駅で簡単に借りることができます
この持たない、所有しない生活というのが日本より簡単に実践できる環境が整っています。
それと当時に、消費する事に関してのストレスがない、フリクションフリーの世界です。その背景にあるのがオンラインでのショッピング&デリバリーサービスです。
スーパーに行く際もデリバリーで注文すれば、数時間後には近所のスーパーから届くけくれますし、購入できないものはほぼ無いというくらいになんでもオンラインで注文することができ、早い場合は1日で届けてくれる事もあります。
なので外に出て買い物に行かなくても問題なく生活が可能です。
これらの所有しない生活の便利さや、欲しいものがスマホのクリック一つで簡単に手に入るという利便性は、言い換えれば、この生活の記録の全てがデータに集約され、IT技術の革新によって支えられています。なので、これらのデーターを利用したデータ・ドリブンな新しいサービスが日進月歩で開発され人々の生活に恩恵を与えています。
上海に住んでいる間、この中国在住者の特権を利用して、実際に体験してみて便利な中国のサービスやレポートしていきたいと思います。
上海3ヶ月住んでみての詳しい感想はこちらでも記載しています。👇