今ホットな上海にあるH&Mに行って感じたこと
今日、今中国で”ホット”なH&Mへ行ってきた。場所は上海の淮海中路にある店舗だ。
理由は、ホットなトピックとは関係なく、引っ越しに伴い、不要な冬服を寄付したかったからだ。
中国で不要な服を寄付するならH&Mが便利
中国にはいらない洋服を売るまたは寄付する場所が、非常に少ない。
もちろん、寄付を受け付ける団体はいくつかあるが、送料がかかったり、持ち込む場所も中心地から遠かった。
中国のメルカリ”閑魚” というアプリがあるが、正直売る手間も時間も面倒だし、冬服なんてこれから買う人いないだろうと思い、どんな状態でも良いから一括で引き取ってくれる場所を探していて、見つけたのがH&Mだった。
ユニクロや無印も不要な物を店舗で引き取ってリサイクルする活動を行なっているようだが、そこのブランドのみやアイテムの種類にも制限がある。
H&Mのすごいところは、ブランド問わず、靴下でも、どんな状態のものでもOKなのだ。嬉しい!
日本には、セカンドストリートや、ブックオフ、オフハウスなど、不要なものをリサイクルして換金できるサービスが沢山存在していて、そういった意味では、日本はリサイクル先進国だなと感じた。
また日本のすごいところは、宅配で送る事ができてるので、店舗に持ってく暇がない時などよく利用していた。
一方で中国のリサイクルに関しては、リサイクルに関するサービスも少なく、中国人は
基本ブランドもの以外、いらないものはゴミ箱に捨てる。というスタンス。
こんなに大量消費が行われている国において、不要な物の最終地は。。。と気になるが。
そのような国において、H&Mのような、ブランドを問わずになんでも引き取ってもらえる場所は大変貴重だったと思う。
ところがだ。百度地图(中国の代表的地図アプリ)で最寄りの店舗を検索しようとしたのだが、
あれ?
でてこない。
百度地图からH&Mが消えている
例のホットな事件で、中国の大手ショッピングモールの検索から消されたのは知ってたがまさか百度の地図までとは。それも店舗情報まで、存在してるのに消えてる!
これをみて少し恐怖を感じた。
この事件に関してはもちろん問題になっている事は知っているが、個人レベルとしては、中国において不要な洋服を捨てずに、こうやって気軽に寄付を受けて受けている商業店舗はH&Mくらいだし、物を無駄にしたくない私にとって、そして環境保護においても貴重な存在だ。そういった点では評価に値されるべきだと思う。
ちなみに、寄付すると200元以上で使える、20%クーポンがついてくる。
おそらく使わないが、何か社会の為になる事をした何かしらの対価を得て居るという意味では何もないよりは嬉しい。
ちなみに店舗に行って気づいたが、お客は全く0ではなかった。
確かに少ないといえば少ないのだが、不買運動が起こる前と正直そこまで変わりないように思える。平日だからかもしれないが。
最近のブログでやっちゃった事件
また別の話になるが、以前、運営しているブログに台湾と中国を住んで見ての違いを比較した記事を書いたときに、中国の友人から台湾を国と呼んだ表現があった事について批判を浴びた。
私はその後、不注意だったと思い記事で一応中立的な表現の仕方へと修正したが、個人のブログをそのように批判するのは、少し違くないかとも思った。
日本の国としての立場はきんと理解しているつもりだし、ブログでもその点について触れている。ただ、個人としての表現の仕方や考えの自由に対して意見を言われる事に違和感を覚えた。そもそもその記事で話している論点とずれている。
と思ったが、その友人にとっては、記事の観点なんかはポイントではなく、表現の仕方が間違っている事がポイントなんだ、と言われてしまった。
それ以降、その友人からは連絡が途絶えてしまっており、相当気に障ったのだろうと考えられる。
私も不注意だったと反省したが、今後は友人からだけでなく、もっと大きな権威的存在から目をつけられる可能性もあるため、発言には細心の注意を払わないとといけないなと感じた。
正直そこまでこの件について、今まで深く考えてはいなかったが、該当国に住んだり、ビジネスをする場合は、表現の仕方に気をつけないといけないなと再認識させられた。
中国で生活するにあたって注意しないといけない点
中国に住んでいると、外国人だからといえ、こういったように、ところどころで大きな絶対的権威に支配されている感を感じぜずにいられない事は正直否めない。
例えば、至るところで個人情報入力を求められるし、時には顔写真まで撮って送らないといけない。特に欧米ではこういった問題はプライバシーの侵害だと大問題となる。
街の至るところにカメラが設置されているし、警察も至る所に立っている。
良い意味では、安全だし、治安も保たれる。ほぼ全てのデータがデジタル化され記録され、現金を持ち歩かなくても生活できる便利な生活を享受している。
ただこういった利便性と安全性を引き換えに、それらのデータが国によって全て管理され、常に監視されている事実は、この国に住む外国人であっても理解して行動しないといけないなと感じた。