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アジア在住女子の日常の吐露

中国のベジタリアンレストラン事情

中国に住んでいると、肉料理が多いので、外食ばかりしていると意識的に選ばないと野菜不足に陥りやすい。

 

ここの国民は、日本のように生野菜を食べる文化がないため、レストランに行ってもサラダのメニューはほぼ見かけない。おそらく置いても売れないからだろう。

 

私は日本に住んでいた時は、毎日のようにサラダを摂取してた野菜大好き人間。朝は目玉焼きの横にサラダが絶対のってないと一日調子が狂ってしまう。

ベジタリアンではないが、もともと肉がすごく好きなタイプではないので、野菜は人より摂っていただろう。

 

なので忠告しておくが、ベジタリアンには中国生活はかなりきつい。

ベジタリアンでなくても、毎日油まみれの中華系肉料理を食べてばかりだと、おそらく体を壊すであろう。食の選択肢が限られるので、毎日自炊必至だ。しかし自炊派でも生新鮮野菜が少ないため、食材調達にも苦労する。

 

日本ではコンビニでサラダが気軽に手に入るという環境がどんなに恵まれていたのかと思い知らされた。(中国のコンビニにもサラダがあるが、新鮮ではないだろうし入ってる食材の組み合わせに食指をそそられたことはないので購入したことはない。)

 

では中国に住むベジタリアンはどうするのか?もしや中国にベジタリアンはいないのか?

 

というと、そんなことはない。

 

そこで、食に困った中国在住者が、中国のベジタリアンレストランを探しまくって、気づいたことをシェアしておこう。

 

中国のベジタリアンレストランは大きく3タイプ

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  1. お寺にある、修行僧、お坊さん向けのレストラン
  2. ローカル向けビュッフェ式レストラン(素食)
  3. 高級ベジタリアンレストラン

 

割合で言うと、1が 1割 2が2割、3が7割 

と言ったところだろう。筆者の住む深圳をもとに、かなりざっくり出してみた。

 

まず1のタイプはかなり珍しく、有名なお寺や修行僧の多い都市部から離れたお寺にあることが多い。さらにその中でも一般の人でも利用できるところはさらに少ない。珍しさから、隠れた人気店となっている事が多い。商売目的でやっているわけではないため、土日が閉まっていたり、営業時間が短かかったりするので事前に調べていく場合は注意が必要だ。ただ、個人的にすごくおすすめしたい。一度杭州にあるお寺の近くにあるレストランに行った事があるが美味しくて、日ごろ食べていた料理が虚しくなるほど、衝撃が走ったのをを覚えている。

 

 

2はローカル向けのレストランで値段が驚くほど良心的だ。そして大体ビュッフェ式になっていてなんと食べ放題。飲み物もついている。野菜摂取し放題。

私は引っ越したら、必ず近所にこのタイプのお店がないか探す。近所にあった時は、週一くらいで通っていた時期があった。こちらのタイプもあまり商売気が強くなく、少数派であるベジタリアンの人や敬虔な仏教徒向けに運営している要素が強い。なので値段もお手頃価格。大体23 ~ 30元 (400円 ~ 600円)

 

 

ちなみに、筆者は以前台湾に住んでいた事があるが、台湾にはこのタイプのレストランが8割くらいで、どこにでもあるのでベジタリアンで中国か台湾住むか迷った場合は、難しいこと考えず台湾に住んだほうが生活が充実するであろう。食大事。

 

3は中国では一番よくあるパターンで、高所得層向けの、高級レストラン。気を衒った盛り方で見栄えを重視した料理で、創作ベジタリアンなどがコースになって出てくるタイプだ。の割に量も少なく、値段も驚くほど高いので、単純に野菜が取りたいと言った理由での日常使いには向いていない。何か特別な日には良いだろう。大体値段 100元 ~ 400元(2000円 ~ 8000円)

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在住者にはコスパ最強のビュッフェ式ローカルベジタリアン(素食)レストランがおすすめ

なので、中国在住者におすすめしたいのが、ローカルのビュッフェ式ベジタリアンレストラン。ベジタリアンじゃなくてもおすすめだ。食べ放題でバグった格安設定でお手頃に野菜不足を解決できる。ベジタリアン向けの、肉を使わない食事を中国語では「素食」というキーワードで探してみると良い。

 

ちなみに、中国で好きなベジタリアン料理は、豆腐系料理

中国の豆腐系料理はあまりハズレがない気がする。安定して美味しい。

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きのこ系も好き。この料理、ベジタリアンレストランでよく見る。

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